【 BOSS DS-1 日本製 】私たちがこのディストーションを愛するワケ!
皆様こんにちは。
The NUDE CABLE®スタッフのベガスです。
この度、私も弊社イケダと共にブログを投稿することになりました!
僕の書かせていただく記事では自社製品に縛られず、
色々なギター&ベース用のエフェクターや機材をThe NUDE CABLE的な視点で自由に書いて行こうと思っております。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
みなさま、ぜひよろしくお願いします!
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「NUDE CABLEを購入したら、まずは是非アンプ直で使ってみてください!」
と案内している我々The NUDE CABLEチームですが、僕自身
☆エフェクター大好きです☆
☆ペダルボードたまりません☆
ということで、今回は僕が大好きで、価値観を変えてくれた大切なエフェクター
BOSS DS-1 "JAPAN"
をご紹介させていただこうと思います。
もしもギターを弾くときに
「スタジオに1台だけしかエフェクターを持っていけない」
となったら、僕は迷うことなくコレを選びます。
こちらが僕の所有している日本製のDS-1です。
スペックとしては
・日本製
・全角ハイフン
・黒ネジ
といったところでしょうか。
シリアルNo.から推測するに、恐らく1981年製。
ネジは銀ネジからの過渡期もしくは、銀ネジから付け替えられた可能性もあります。
ご存じの通り、この時期のBOSSエフェクターはACAアダプターじゃないと正常に動きませんのでご注意ください。
本体の紹介はこれくらいにして、そろそろ肝心なサウンドに移りましょう。
今回は、よく巷で耳にする噂。
「日本製のDS-1は現行品と音が違う?」
こちらについても検証したいと思います。
テスト環境は
・ギター:Duo Sonicタイプ
・シールドケーブル:NUDE CABLE std.
・アンプ:Roland JC-120
となっております。
早速、昔の日本製と現行品のDS-1を弾き比べしてみました。
[ BOSS DS-1 ]日本製と現行品の違い
現行品と昔の日本製の違いを端的に言うと。。。
・ジリジリっとする歪みの少し下の密度が濃い!
・ノイズは多いけど、それがかっこいい!
です!
日本製を弾いてまず感じるのは、音の密度の濃さです。
歪んでサチュレーションしているところから少し下の帯域にかけての音の密度が非常に濃く、弾いていて凄く気持ち良いです。
現行品に比べるとノイズはやや多いですが、ノイズisロック。
いいんです、ディストーションだから(笑)
むしろノイズすらかっこよく聴こえます。
それに、バンドで鳴らした時はアンサンブルの中では気にならないレベルのノイズです。
レコーディングでも、ミックスの際にゲートを掛ければ大丈夫です。
そしてこれは日本製にも現行品にも共通する、DS-1の素晴らしいポイント
DS-1って、実はタッチレスポンスに対する反応がめちゃくちゃ良い!
歴代の全てのDS-1に言えることですが、実はタッチへの追従性がかなり良いので、ガツッとピッキングすると、実は聴こえてるより結構歪み成分が多くなります。
また感度の良さを生かして、ハイゲインな設定の状態でも、右手のタッチや本体のボリュームで、クリーン辺りまでコントロールすることも可能です。
この特徴、とあるエフェクターにそっくり・・・。
そう、リリースされた際にかなり衝撃だった
[ Sweet Honey Overdrive - by MAD PROFESSOR ]
です。
あくまで個人的な感想ですが、1980年に発売されたエフェクターでありながら、このSweet Honey Overdriveと同じテイストを、かなり先取りしてたんじゃないか?と思います。
もし今これを読んでいる方で
「歪みエフェクターを探しているけど、DS-1をちゃんと弾いたことないかも」
という方がいらっしゃいましたら、是非一度お試しください。
求めている答えは、意外と定番のエフェクターにあるかもしれません。
試奏の際は出来れば「爆音」で。
そして。
DS-1に限らずBOSS製品全体に言えることですが、世界中どこでも買えて、どこでもこの音が出せるって、本当に素晴らしい技術が生み出した奇跡だと、僕は思います。
当時開発した方々、発売を決めた方々、そして現在でも生産および販売を続けていらっしゃるボス株式会社の皆様に、心からお礼を言わせてください!!!
ギタリストだけでなく、ベーシストの皆さんも、ぜひこの機会に
【20世紀後半に生まれた、偉大なるディストーションペダル BOSS DS-1】
を、大きな音で鳴らしてください!!!
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と、ここまで読んでいただきありがとうございました。
次回はBOSS CE-2かFulltone Full-Drive 2を予定しております。笑